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COVID-19における在宅緩和ケアの推奨とは?

COVID-19における在宅緩和ケアの推奨とは?

新型コロナウイルス「COVID-19」が猛威を奮っています。
Swiss Medical Weeklyにて、在宅や老人ホーム等におけるCOVID-19感染者を想定した緩和ケアの推奨事項が紹介されました。

【概要】
COVID-19の重篤な経過は、基礎疾患の多い虚弱高齢者において多く想定されます。
急性呼吸窮迫症候群(ARDS)のため人工呼吸器を装着した高齢者の生存率は極めて低く、アドバンスケアプランニングに基づいた緩和ケアが重要です。
COVID-19における一般的な症状(発熱・呼吸困難・急性呼吸窮迫・不安・咳嗽・疼痛・嘔気・せん妄・口渇)に対する在宅緩和ケアの推奨事項を提示します。
※推奨の詳細は本文PDF(無料)をご覧ください。
COVID-19対策等で老人ホーム等への出入りが禁止されている場合においても、感染対策を遵守しながら、親族は患者との時間を過ごし、別れを告げる機会が提供されなければなりません。

【感想】
ヨーロッパや米国等では医療従事者の疲弊、人工呼吸器などの医療機器・医療資源の不足が顕在化してきています。
本人の望む治療を詳しく整理しておくことで、重症化が予想される患者において在宅での緩和ケアが適切に選択される可能性が高くなります。
これは、医療資源の確保という視点でも有効な対策と考えられます。
この脅威を機に、「もしものときに、どのような治療・ケアを望むのか」という話し合いを家族や医療従事者と話しておくのも良いかもしれません。
世界的な脅威が終息し、穏やかな日常が戻ることを願っています。

【原著】
COVID-19 pandemic: palliative care for elderly and frail patients at home and in residential and nursing homes.
論文の詳細はこちら→ https://smw.ch/article/doi/smw.2020.20235

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