内部障害・重度障害・がん・難病・終末期に特化した熊本の訪問看護ステーション

在宅患者の疼痛を改善させる疼痛ケアバンドルとは?

在宅患者の疼痛を改善させる疼痛ケアバンドルとは?

概要

在宅医療において、エビデンスに基づく疼痛ケアバンドルを導入することで、疼痛を軽減させる効果を得られるか?が検証されました。
<バンドルの大項目>
薬理学的方法と非薬理学的方法を組み合わせて、効果的な疼痛管理を実現します。(推奨グレード= C)
疼痛管理のための治療の全体的な計画の一部として心理教育的介入を行う。(推奨グレード= A)
リハビリテーションと組み合わせた認知行動療法は、慢性の非悪性疼痛の治療にとって重要な戦略であることを認識する。(推奨グレード= A)
※疼痛ケア バンドルの詳細は原文をご確認ください。リンクから無料で全文閲覧できます。
<結果>
基準を満たした91名の患者(平均年齢74歳)を対象としました。このうち64名(70.3%)が疼痛ケアバンドルが実装されました。バンドルを実装した患者では、有意に活動を妨げる痛みが軽減しました (Χ2= 8.01, p = 0.007)。

感想

訪問看護を含む在宅医療において、慢性疼痛のケアは非常に重要です。
各種の鎮痛薬を試したり、疼痛を回避するような生活をする等に留まっている場合があります。
エビデンスに基づく疼痛ケアバンドルを踏まえて、非薬物療法、心理教育的介入、認知行動療法やリハビリテーションなどによる多面的なアプローチの適応を検討することで、疼痛を軽減し、在宅生活のQOLを向上させることができる可能性があります。
原著には在宅医療において疼痛ケアバンドルの実装を妨げる要因についても言及されております。ぜひご覧ください。

原著

Improving Pain Outcomes in Home Health Patients Through Implementation of an Evidence-Based Guideline Bundle
論文の詳細はこちら→ https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/25654453/

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