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動物・ペットが緩和ケアに与える影響とは?

動物・ペットが緩和ケアに与える影響とは?

動物・ペット(コンパニオンアニマル)は、緩和ケアにおいてどのような影響を与えてくれるのでしょうか?
古くから動物は、苦痛を有する人々の心を癒してきましたが、その科学性をレビューした論文です。

【概要】
収集された441文献のうち、日本の研究を含む4文献がレビューの対象となりました。3つのテーマが特定・検討されました。
①動物介入の分類
②幸福感に与える影響
③作用機序
ペットが幸福感の源になる可能性があるが、死後のペットへの懸念から不安になることも考慮しなければなりません。実臨床での適応のためには、より良質な研究が必要と考えられます。

【感想】
「飼っている猫が心配だから入院したくない」
「飼っている犬が寂しがるから生きたい」
など、動物を家族の一員として大切にされている方も少なくありません。
動物は言語的なコミュニケーションがとれない分、自身の感情をを投影したり、日常的な癒しが得られたりするのかもしれません。
このレビューにおいても科学性は十分とはいえず、臨床的にコンパニオンアニマルを検討することは難しいと思われます。
しかし、生活を共にしてきた動物の存在は、緩和ケアを必要とする方の苦痛を取り除き、幸福感を得る手がかりとなることは軽視できないと思います。

【原著】
Companion animals and well‐being in palliative care nursing: a literature review
論文の詳細はこちら→ https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/26522914

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