内部障害・重度障害・がん・難病・終末期に特化した熊本の訪問看護ステーション

ユーモア・笑いは緩和ケアに有益か?

ユーモア・笑いは緩和ケアに有益か?

緩和ケアにおけるユーモア・笑いにはどのような役割があるのでしょうか?
ユーモアに関する13論文の系統的レビューです。

【概要】
※本レビューでは、各論文を引用しながら系統的に論じているため、一部のみを抜粋します。
抽出された研究の質は低いものの、ユーモアは疼痛やうつを軽減するかもしれません。
Kontosらは、ユーモア療法の目的は単に笑わせることではなく、患者の心の状態を穏やかにし、その瞬間に出来るすべてのことを行うことが重要であると強調しています。
ユーモアの種類については、差別的な要素を排して、社会的で慈悲深く、支援的なユーモアを選択する必要があります。

【感想】
終末期ケアに対するユーモアは慎重になる必要があると思います。
「苦痛」を取り除くためのアプローチが緩和ケアであれば、ユーモアは一つの突破口となり得るかもしれないと思います。
人生の最終段階においては時間の有限性が際立つため、「他愛もないこと」が控えられる傾向があるかもしれませんが、ユーモアの感覚を失わないことが苦痛の軽減や幸福感につながる可能性を軽視してはいけないと思いました。

【原著】
Humor Assessment and Interventions inハPalliative Care: A Systematic Review.
論文の詳細はこちら→ https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/29973892

コメント


認証コード3223

コメントは管理者の承認後に表示されます。

powered by HAIK 7.3.4
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. HAIK

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional