内部障害・重度障害・がん・難病・終末期に特化した熊本の訪問看護ステーション

在宅心リハは心不全患者の介護者を支援できるか?

在宅心リハは心不全患者の介護者を支援できるか?

在宅心リハが心不全患者の介護者の介護負担感・生活の質・セルフケア貢献度・不安および抑うつに有効かを検討した多施設無作為化対照試験です。

【概要】
在宅心リハ(REACH-HF)介入群とコントロール群を12週間にわたり比較しました。
健康関連の生活の質(EQ-5D-5L)、家族介護者の生活の質(FamQol)、心不全介護者の介護負担感(CBQ-HF)、心不全セルフケアの介護者貢献度( CC-SCHFI)、不安と抑うつ(HADS)を評価しました。
12週間後のCC-SCHFIは在宅心リハ介入群の方が有意に高くなりました(57.5 vs 62.8, P=0.016)。

【感想】
在宅ベースの心リハ(Home-based CR)は、運動療法や疾患管理だけでなく包括的な介入であるべきだと思います。
本研究では、介護者への影響を、疾患特異的な尺度も用いて詳細に評価していますが、QOL・介護者の負担感・不安と抑うつ等に有意な改善を認めなかったようです。
1月6日に紹介した論文(VAD装着患者の介護者のQOL・抑うつ・不安の変化は?)でも、心不全を支える介護者の苦悩を報告しています。
在宅心リハおよび訪問看護では、家族や介護者を含めた包括的なケアの方法を検討する必要がありそうです。
※ 原著論文は下記URLから全文PDFで閲覧可能です。

【原著】
Caregiver outcomes of the REACH-HF multicentre randomized controlled trial of home-based rehabilitation for heart failure with reduced ejection fraction.
論文の詳細はこちら→ https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/31117815

コメント


認証コード7797

コメントは管理者の承認後に表示されます。

powered by HAIK 7.3.4
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. HAIK

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional