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座りがちな生活はCOPD患者の死亡予測因子か?

座りがちな生活はCOPD患者の死亡予測因子か?

座りがちであることは、COPD患者の独立した死亡予測因子である。という論文です。

【概要】
座っている程度の身体活動(1.5METs未満)が1日あたり8.5時間以上であるCOPD患者は、死亡率が4.09倍になりました。

【感想】
欧米では座ってばかりいてテレビを見ているような方を「カウチポテト」と表現したりしますが、動けるにも関わらず座りがちな方はフレイルな高齢者にも多いようです。
日々の安らぎの得方は、人それぞれであるべきだと思いますが、本当にそのライフスタイルを望んでいるわけではないことも多いと感じます。
在宅リハビリでは、訪問時のプログラムだけでなく、活動性やライフスタイルへの提案がより重要だと思います。
自己効力感やQOLを上げながら、長期予後や健康寿命も改善できるように欲張りたいです。

【原著】
Home nursing care with the self-care model improves self-efficacy of patients with chronic obstructive pulmonary disease.

【PDF】
http://rc.rcjournal.com/content/62/5/579/tab-pdf

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/28270544

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