在宅ケア論文紹介
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2019.12.30
認知症高齢者の介護者の家族生活の質を予測する要因は?
日本における認知症高齢者の介護者の介護負担感と、QOFL(家族生活の質)、社会的支援、家族機能の関連を調査した論文です。(PDF全文閲覧可)【概要】介護負担感(ZBI:Zarit介護負担尺度)が…
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2019.12.27
包括的な排泄ケアに重要な要素と推奨は?
排泄ケアに関する101の文献と4カ国47の専門家のインタビューから、系統的レビューやコンセンサスの提示を試みた論文です。【概要】全ての医療システムに適合する排泄ケアのモデルは存在せず、包括的な排…
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2019.12.23
心不全患者の移行期ケアに有効な介入は?
心不全患者の退院後の移行期ケア介入の有効性を検証する53論文のメタ解析です。【概要】全死亡率を改善させた介入のうち、訪問看護が最も効果的であり、全死亡率を22%減らしました。医療コストの削減効…
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2019.12.19
在宅における尿失禁のQOLへの影響とリスク因子は?
在宅における尿失禁のQOLへの影響とリスク因子に関する論文です。【概要】毎日失禁する場合、尿失禁症状・QOL評価質問票(ICIQ-SF)は平均4.2ポイント上昇し、有意にQOLが低下します。リ…
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2019.12.16
座りがちな生活はCOPD患者の死亡予測因子か?
座りがちであることは、COPD患者の独立した死亡予測因子である。という論文です。【概要】座っている程度の身体活動(1.5METs未満)が1日あたり8.5時間以上であるCOPD患者は、死亡率が4.…
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2019.12.12
訪問看護はCOPDの自己効力感の改善に有効か?
オレムのセルフケア理論に基づく訪問看護は、COPDの自己効力感の改善に有効である。という論文です。【概要】106名のCOPD患者をランダマイズして各53名の介入群と対象群に分けました。介入群で…
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2019.12.09
心不全患者の集中的な在宅医療・看護は有効か?
心不全患者の退院後1週間以内の集中的な「在宅看護」と「医師によるフォローアップ」の有効性を比較・検討した論文です。【概要】在宅看護のみ、医師によるフォローアップのみでは再入院率に対する有効性は示…
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2019.12.05
在宅の心不全患者への訪問看護がQOLや抑うつに有効か?
在宅の心不全患者への在宅看護がQOLや抑うつに有効かを検討した論文です。【概要】通常のケアと遠隔モニタリングを受けた対象群に比べて、訪問看護師による在宅ケアと教育を受けた介入群では、QOLの有意…